2018年

1月

08日

洗練された謙譲語を使おう

 今回はタイトルのとおり、洗練された謙譲語の使用について考えてみます。

 

 まずはちょうど真逆の視点から考えてみましょう。洗練されていない謙譲語とはどのようなものでしょうか。

 

 「始めさせていただきます」や「説明させていただきます」の表現は多く耳にしますが、「~(さ)せていただきます」の多用は一本調子に聞こえるため、聞き手にとってはくどく感じることがあります。そのため、あまり敬語にこなれていない感じがします。

 

 確かに「~(さ)せていただきます」は、どの動詞にも使えて、便利なことは便利なのですが、しつこくなってしまいがちです。

 

 そこで考えられるのが、「開始いたします」や「ご説明します」などのように、さまざまな謙譲語の形を使う表現方法です。こちらのほうが多様性に富んだ表現となります。謙譲語の作り方は主に2パターンで、①特別な形、②「お()~します」の形です。

 

 上記のように、少し表現を変えるだけで、聞き手に洗練された印象を与えることができます。

2018年

1月

05日

「違和感を感じる」の重複

 「違和感を感じる」という表現において「感」の重複を避けるにはどうしたらよいでしょうか。

 

 「○○感を感じる」は、「頭痛が痛い」と同じ類の重複です。このような重複した表現は、意識していないと普通に発してしまうことが多々あります。

 

 ではどうすれば「○○感を感じる」のような重複を防げるのかというと、動詞を変えればよいのです。代わりとして以下のような動詞が考えられます。

 

・「違和感がある

・「違和感を持つ

・「違和感を覚える

・「違和感を抱く

 

 上のように、さまざまなバリエーションがあります。

 

 「頭痛が痛い」も「頭が痛い」「頭痛がする」「頭痛がひどい」などと言い変えれば、重複を避けられます。