「これでいい」と「これがいい」

 例えば、友人や恋人にプレゼントを買ってあげると伝えた際、
ある商品を指し「これでいい」と言われた場合、どう感じるでしょうか。

 

 「これでいい」と言われると、なんだか妥協している感じやぞんざいな印象を受けます。上の「これで」は範囲を表し、事が足りる及第点を述べているからです。

 

 一方で、「これがいい」と言われた場合では、相手が本当に望んでいるということが伝わります。上の「これが」は対象を表し、ほかの物でなくこれだ、ということが伝わります(これを「総記」と言います)。

 

 上記は、微妙な違いでも相手に与える印象がまったく異なるよい例だと言えるでしょう。