洗練された謙譲語を使おう

 今回はタイトルのとおり、洗練された謙譲語の使用について考えてみます。

 

 まずはちょうど真逆の視点から考えてみましょう。洗練されていない謙譲語とはどのようなものでしょうか。

 

 「始めさせていただきます」や「説明させていただきます」の表現は多く耳にしますが、「~(さ)せていただきます」の多用は一本調子に聞こえるため、聞き手にとってはくどく感じることがあります。そのため、あまり敬語にこなれていない感じがします。

 

 確かに「~(さ)せていただきます」は、どの動詞にも使えて、便利なことは便利なのですが、しつこくなってしまいがちです。

 

 そこで考えられるのが、「開始いたします」や「ご説明します」などのように、さまざまな謙譲語の形を使う表現方法です。こちらのほうが多様性に富んだ表現となります。謙譲語の作り方は主に2パターンで、①特別な形、②「お()~します」の形です。

 

 上記のように、少し表現を変えるだけで、聞き手に洗練された印象を与えることができます。