「美人すぎる」「天使すぎる」などの「~すぎる」

 今回はキャッチコピーで使われる「美人すぎる」「天使すぎる」などの「~すぎる」を考えてみます。

 

 「~すぎる」の前には通常、動詞や形容詞、形容動詞などが使われます。例えば「食べすぎる」「寒すぎる」「静かすぎる」などです。しかし、「雨すぎる」「会社員すぎる」などのように「名詞すぎる」の接続だと、座りが悪く聞こえます。ちなみに「大人すぎる」「子どもすぎる」などの表現は、抵抗がない人は使っているようです。

 

 聞き慣れない当初は「美人すぎる」と聞いて「どれほど美人なんだろう」と思った人もいたかもしれませんが、ここ最近だと手垢がつきすぎた表現なので、あまりインパクトのないものになってしまっています。

 

 多用されるフレーズは、受け手が慣れてきてしまうため、人目を引く効果も徐々に薄れてしまいます。これは「神対応」などで使われる「神」などにも同様に言えることでしょう。