語学と楽器

 語学と楽器の練習は似ている部分が多いです。これまで私が積んできたモンゴル語の学習経験とピアノの楽器経験をもとに、共通点を考察してみます。


 まず、どちらも習い初めの頃は慣れないため、ぎこちないです。しかし、練習するにつれて、徐々に使い方がわかってきます。楽器で言えば、指や手などが動くようになり、ゆっくりと弾けるようになる段階で、語学で言えば、短文でも産出できるようになる段階です。

 

 それを繰り返していくと、さらに上手になっていくのですが、あるときから練習してもなかなか上達しなくなる停滞期(plateau)を迎えることになります。

 

 しかし、諦めずに練習しつづけていれば、閾値(tipping point)に達し、自由に使いこなせるようになります。楽器で言えば、暗譜して譜面を見ずに自然に音楽が奏でられる段階で、語学で言えば、頭で考えずにスラスラと産出できるような段階です。

 

 それぞれの経験をとおして、やはり語学も楽器も日頃の継続した練習が不可欠なのだと痛感します。