否定形疑問文の答え方

 否定形疑問文の答え方は日本語と英語とで異なることはよく知られています。たとえば、“Don’t  you usually have breakfast?”に対する回答は、“Yes, I do.”で「食べること」を表し、“No, I don’t.”で「食べないこと」を表します。


 しかし、日本語の場合「ふだん朝食を食べませんか」という質問に対する回答は「ええ、食べません」「いいえ、食べます」となります。つまり、「普段食べない」という内容に対する真偽を尋ねているわけです。「普段食べない」という内容が真なら、「はい」となり、「普段食べない」という内容が偽なら、「いいえ」となるのです。英語では単純に「朝食の有無」を聞いているので、“Yes, I do.” “No, I don’t.”でよいのです。


 実は否定形疑問文の答え方は日本語学習者にとっても難しく、「はい/いいえ」を省略して単純に「食べます/食べません」のように答える学習者もいます。