もったいない

 食べ残しがあったとき、好機を生かしきれなかったとき、時間を無駄遣いしてしまったとき、いずれの場面でも「もったいない」と発することができます。

 

 2004年にノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが環境保全の標語として普及させたことにより、世界的にもMottainaiは知られるようになりました。

 

 もともとは仏教に関係することばで「勿体無い」が語源です。「勿体」とは、この世はすべて縁でつながっているという本質であり、その本質を無視していることを嘆くところから来ているようです。そこから転じて、与えられた事物をうまく生かしきれないことを残念に思う気持ちを表しているのだそうです。

 

 これを英語にした場合、“That’s a waste.”と表現することができますが、この場合「それは浪費・無駄遣いだ」という意味になり、「もったいない」が持つ「惜しむ気持ち」までは完全に届けられないでしょう。


 事物への敬意が込められている「もったいない」。環境保全を発展させていくうえで、これからも重要な概念となっていくことでしょう。