「~とき」の導入法一例

 日本語では、従属節内の時制によって、あらわす内容が異なります。このような違いが把握できるよう、よく使われる例文が以下のものです。

 

①授業が終わるとき、 Xさんが教室に来ました。
②授業が終わったとき、Yさんが教室に来ました。

 

 この例文は遅刻した人について述べています。

 

 ①では、ル形を用いており、そろそろ授業が終わるという段階で「Xさんが教室に来た」と説明しています。
 一方、②は授業が終わった段階で「Yさんが教室に来た」と説明しています。


 このように日本語教育で「~とき」を扱う際は、できるだけシンプルな例文を提示する工夫が求められるのです。